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開催済第9回DX研究会 ものづくりのグリーン化とDX活用に向けた報告会 ~DX技術によるものづくりプロセスの変革~

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第9回DX研究会 ものづくりのグリーン化とDX活用に向けた報告会 ~DX技術によるものづくりプロセスの変革~
  • 2024年3月18日(月) 13:40~16:30
  • 富山県立大学 中講義室
  • 参加費 無料

イベント要旨

概要

 DX教育研究センターでは、「教育」と「研究」におけるDX推進を目的として、3つの研究分野(ものづくり、ヘルスケア、フィールド)を重点ポイントに定め、地域の貢献やお役に立てるよう活動しております。
 今回は、「ものづくり分野」におけるグリーン化への取り組みにDXを活用した「アルミバリューチェーングリーン化研究会」の活動において、「とやまアルミコンソーシアム」(公益財団法人 富山県新世紀産業機構)と共催し、アルミバリューチェーンのカーボンフットプリント(CFP)の算出とアルミDXプラットフォーム構築についての研究成果報告・講演会を開催いたします。全国の企業へ展開可能な、カーボンニュートラル技術についての紹介させていただきます。

講演内容

基調講演

 演 題:水素・燃料電池産業の創生向けた山梨における取組について
 講演者:山梨大学 水素・燃料電池ナノ材料研究センター センター長 飯山 明裕 氏

とやまアルミコンソーシアムの活動の紹介

 演 題:富山県のカーボンニュートラルに向けたアルミグリーン化の取り組みについて
 講演者:とやまアルミコンソーシアム事業プロデューサー 村上 哲 氏

グリーン化研究開発の成果報告Ⅰ

 演 題:デジタル技術を活用したアルミグリーン化に資する溶解炉構造の研究
 講演者:国沢アルミ合金株式会社 代表取締役社長 国沢 敏男 氏
     富山県立大学 工学部 機械システム工学科 准教授 畠山 友行 氏

グリーン化研究開発の成果報告Ⅱ

 演 題:アルミ溶解・鋳造工程の可視化による廃棄生成物の発生抑制とカーボンフットブリント
 講演者:北陸アルミニウム株式会社 執行役員 中嶋 博 氏
     富山県立大学 工学部 機械システム工学科 教授 鈴木 真由美 氏

グリーン化研究開発の成果報告Ⅲ

 演 題:アルミ鋳造部材のレーザ溶接・切断技術の開発とライフサイクルアセスメント(LCA)
 講演者:株式会社三和製作所 執行役員・技術開発部部長 岩坪 日佐夫 氏

アルミプラットフォーム構築の今後の展開

 講演者:富山県立大学 工学部 情報システム工学科 教授 榊原 一紀 氏

懇親会

 【開催時間】17:00~18:30
 【開催場所】富山県立大学 生協食堂
 【参加費用】3000円/人
 事前申込された方のみご参加いただけます。
 希望者は申込フォームから申込ください。
 当日受付にて集金させていただきます。

参加方法

 申込フォームよりお申込みください。
 申込期限は、3月11日です。

当日のスケジュール

 13:40-13:45 開会挨拶
 13:45-14:45 基調講演
 14:45-15:05 とやまアルミコンソーシアムの活動の紹介
 15:05-15:20 (休憩)
 15:20-15:35 グリーン化研究開発の成果報告①
 15:35-15:50 グリーン化研究開発の成果報告②
 15:50-16:05 グリーン化研究開発の成果報告③
 16:05-16:25 アルミプラットフォーム構築の今後の展開
 16:25-16:30 閉会挨拶
 17:00-18:30 懇親会(事前申込者のみ)

 ※進行状況によって時間が前後する場合がございます

概要

日時
2024年3月18日(月) 13:40~16:30
場所
富山県立大学 中講義室
定員
200人
参加費
無料
主催
公立大学法人 富山県立大学 DX教育研究センター
共催
公益財団法人 富山県新世紀産業機構
お問い合わせ
dxc_info@pu-toyama.ac.jp
講師
飯山 明裕(イイヤマ アキヒロ)氏

プロフィール

現職:山梨大学特任教授 水素・燃料電池ナノ材料研究センター長(兼)研修推進・社会連携機構 水素・燃料電池技術支援室長

1982年4月 日産自動車株式会社入社 中央研究所機関研究所にてエンジンの研究開発
1986年7月~1988年6月 米国カリフォルニア州立大学バークレー校社命留学
1988年7月~2001年3月 同所にてエンジンの研究開発(ディーゼル及びガソリン)
2001年4月 同所にて燃料電池研究グループへ移動(膜電極接合体、燃料電池スタック)
2006年4月 総合研究所 燃料電池研究所 エキスパートリーダ
2008年4月 同所にて燃料電池研究所長
2010年4月 同所にてEV システム研究所長
2011年4月 同所にてエキスパートリーダ
2015年2月 山梨大学 特任教授 燃料電池ナノ材料研究センター
2015年4月 同上にてセンター長
2015年6月 山梨大学社会連携・研究支援機構 水素・燃料電池技術支援室長 兼務
2022年6月 水素・燃料電池ナノ材料研究センターへ改称
現職に至る
 地球温暖化防止の手段としてカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みが世界で活発に行われています。再生可能エネルギーの利活用は、その有力な手段として注目されていますが、変動する出力や余剰となる出力により水素を水電解で製造し、燃料や原料として利活用することは非常に重要となります。山梨大学は山梨県と連携し、水素・燃料電池産業の創出に向けた活動を進めています。
 今回の講演では、人材養成講座、事業参入企業の技術支援、社団法人の設立によるネットワーク形成などの事例を紹介するとともに、最新の水電解と燃料電池の材料研究を紹介いたします。
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