概要
今回は、救急業務における課題解決に向けたニューラルネットワークモデルの第一人者である札幌市立大学 AITセンター長の高橋尚人氏による講演会を開催いたします。札幌市の救急出動件数・搬送人員が年々増加しており、救急需要増加への対応が急務となっています。また、将来的に札幌市では人口減少、少子化・高齢化の進展が予測されており、このような人口構造の変化により救急出動件数や搬送人員にも変化が生じると予測されます。
そこで、高橋氏らは、救急業務の将来予測を行い、長期的な視点で救急搬送業務に携わる人員や救急車両等のリソースの適正な配分を検討するなど、救急業務の在り方を研究しています。
(参考:https://www.city.sapporo.jp/somu/machikiso/documents/r4_machikiso1_honsyo.pdf)
講演
演題:救急需要の将来予測や救急隊の稼働状況の可視化の取り組み
講師:札幌市立大学 AITセンター長 高橋 尚人 氏
DX研究会とは
富山県立大学 DX教育研究センターでは「教育」と「研究」におけるDX推進を目的として、3つの研究分野(「ものづくりのDX」、「ヘルスケアのDX」、「屋外・フィールドのDX」)を重点ポイントに定め、地域の貢献やお役に立てるよう活動しております。
DX研究会では、これらの重点ポイントに関連する研究者を招いて紹介する場としています。