デジタルがもたらすのは「分断」から「つながり」の変化。
第二回目の開催となる腹落ちするDXセミナー。今回は「市場」に焦点を当ててお話しいただきます。
内容は以下のようなものとなります。
・取引は「モノとカネの交換」から「一人ひとりに特別な体験を提供」することにシフトし、個客接点と個客体験がビジネスの競争力の鍵を握る
・デジタルの時代に直面する市場構造の変革をマーケティング視点で考える
・構造変革を中心にデジタル技術が社会にもたらすインパクトを紹介
また本短編セミナーの内容は、経済産業省が定める「DXリテラシー標準」の「WHY 〜 DXの背景」に相当し、以下の内容を含みます。
・社会の変化
・競争環境の変化
・顧客価値の変化 (個客価値の変化)
デジタル時代に「市場」はどのように変化するのでしょうか。
例えば、支払い手段の変化。キャッシュレスは取引の「意味」を変えようとしています。現金支払では「誰が」支払ったかは重要ではありませんでした。一方、キャッシュレスでは「誰が」が意味を持ちます。”What You Have (いくらもっているか)” から “Who You Are (あなたは誰か)” に。取引で重視される情報が変わりつつあります。
デジタルがもたらす「変化」をどう捉えるか。媒体や技術の変化だけではなく、その先の「意味」の変化を読み解く。デジタルがさまざまな情報 (データ) の参照を可能にしたことがどのように市場の構造を変えるのか、が鍵です。
個客接点のデジタル化により、個客価値が重視される時代に。市場構造の変化の本質を捉え、変化をチャンスに変えるためのヒントを考えます。