▶ イベント概要
今回は、「公益社団法人精密工学会北陸信越支部富山県特別講演会」と共催し、第7回目となるDX研究会を開催いたします。
工業製品の複雑化・高密度化に伴って,国家標準にトレーサブルな微細形状や表面性状の測定の重要性はより一層高まっています。このようなニーズに対応する測定機の1つとして,DX教育研究センターではISOに規格されているポイントオートフォーカス式非接触輪郭形状測定機NH-3sを整備しています。本研究会では,NH-3の開発者であるMATE 三浦勝弘氏を講師に招き,三次元表面性状の測定及び評価に関する最新の動向を解説して頂くとともに,DXセンターに整備されたNH-3実機を使って開発者自身による解説を企画しています。
▶ 講演内容
三浦 勝弘 氏「最新の非接触三次元表面性状測定法と評価技術」
製品の小型化高精度化が求められている昨今、三次元表面性状の測定法及び評価方法の新しい規格がJISから出版された(JIS B0681)。三次元表面性状測定法は非接触測定法が主流であるが、測定条件の違いにより値が大きく異なることがあり、測定原理を良く理解して用いる必要がある。本講演ではJIS(ISO)規格にて提案されている各測定法と評価方法を測定事例用いて解りやすく解説する。