DX、看護、センシング技術を活用して、医療やヘルスケアの未来の姿を探求します。家屋やウェアラブルデバイスに実装されたセンサが人々の健康を見守り、病気の超早期発見、治療、リハビリテーションにつなげます。また、蓄積される健康ビッグデータはより正確な診断を可能にし、バイタル情報と疾病との意外な関係を見つけ出すかもしれません。さらに、日常生活において、行動変容を促す方法にも注力し、食生活の改善や運動の提案の効果的な形を実証します。また、AIを活用した創薬やVRを用いた看護教育にも取り組んでいきます。
血糖値や血圧などの人のバイタル情報を非侵襲かつ連続的にモニタリングすることが可能なマイクロ・ナノメートルオーダのマイクロセンサに関しての研究が行われています。将来的には、得られたデータを用いて機械学習で解析することで、体調の見える化や体調改善のための行動変容アドバイスを行うヘルスケアシステムの開発を目指します。
※本研究は NEDO 研究助成「IoT社会実現のための革新的センシング技術開発/ 革新的センシング技術開発」で推進している研究内容です。